つんの日記

もう50歳だと思っておこうよ。

はじめに

酒さを発症したのは約3年半前、当時43歳。

それまでの肌質は、Tゾーンはやや油性で他の部分はインナードライな肌でしたがニキビなどのトラブルは少ない方でした。

アレルギーは、金属製のアクセサリーに汗でかぶれるくらいで他は特になし。

どちらかといえば、肌は丈夫なほうでは無いかな〜と考えていました。

それが、43歳になった当時、転職など環境の変化や人間関係の悩みで強いストレスを抱えていたところ、ある日、眉間と口の横にチリチリした痒みのある発疹が出始めて、赤みが出てきました。

 

またその頃、こめかみに気になるホクロが出来たので、皮膚科のレーザーで焼くついでに発疹も診て貰いました。

発疹にはステロイドの塗り薬が処方されました。

ステロイドは劇的に効果を発揮して、夜塗っておいたら赤みと凹凸のある肌が翌朝はウソみたいに真っ白のすべすべになっていて感動しました。ところが、塗り薬をやめると赤みが復活。

 

それを繰り返しているうちに赤みは顔の他の場所にも出来るようになりました。

焦ったわたしは、他の皮膚科にも行ってみましたが同じような薬を処方されて終わりでした。

 

諦めきれずに、更に3件目のお医者さんへ行ったところ、これは体質によるものだから治らないよ。ずっと薬(プロトピック)を塗り続けて症状を抑えるのが唯一の方法だよ。

と断定されました。

病名も特定はできないし原因も不明と言っていたのに、治らないことだけは断定できるんだ、と若干納得がいかなかったけれど、先生がそう言っているのだからそうなのかなと、無力感を感じたのを覚えています。

薬を塗り、しばらく通院していましたが、最初はそれなりに効果があった薬がだんだん効かなくなり、塗る量が増え、しまいに顔の赤みは顔全体に広がり、精神的に疲れてきていました。

 

そんな中、ネットで酒さという病名を知り、専門とされている先生を探して通いはじめたところ、酒さですとスパッと診断され(皮膚科を転々としたけれど病名を明確に告げられたのは始めてだった!)、酒さにはステロイドやプロトピックを塗っていたら悪化しますよ、と教えてもらいました。

それまでの塗り薬はその時点でやめることとし、そこから約三か月はステロイドのリバウンドで赤くただれたようになりました。

その時期が1番大変だったけれど、良くなる、という指針を先生が示してくれたので乗り切れました。

それから良くなったり少し悪化したりを繰り返しながら、約2年かけて、食事や生活も改善していって今は腫れによるむくみも取れてすっきりした顔になりました。今はもう通院もしていません。

 

もし、同じように酒さで悩んでいる方がいて、治らないよとお医者さんに告げられていたとしたら、治す方法はある!と知って欲しいと強く思います。

 

体質はそれぞれなので、方法は一通りではないと思いますが、わたしの経験が参考になればと思ってブログを始めました。

 

前置きが随分と長くなりましたが、頼れる先生に出会った後に処方された薬や変えた化粧品、食事を含む生活改善の方法などを綴っていきたいと思います。